前回に引き続き、参加者のタイプについて考えてみたいと思います。
今回は、性格的に否定的な場合の3つのタイプについて説明させていただきます。
【Type4:評論家タイプ】
・物事を批評するのが好きなタイプ
・厳しい意見が多いが、意見・質問に対しては、論理的に丁寧に対応する
・巻き込むのに苦労するが、巻き込むと場全体の力になる
【Type5:見栄っ張りタイプ】
・プライドが高く、素直になれないタイプ
・否定的な意見が多いが、対決姿勢にならず、味方につけていく
・グループ演習などで否定的な意見を出している場合は、積極的に介入してフォローする
【Type6:一匹狼タイプ】
・そもそも研修に対して否定的なタイプ
・無理に発言させたり、巻き込もうとせずに、内容的に興味を持ち、能動的になるのを待つ
・グループ演習などに積極的に参加してない場合は、間接的に指摘するようにする
もちろんすべての最終的にはすべての参加者をうまく巻き込んでいきたいですが、特にポイントとなるのはType4の参加者をいかに巻き込めるかどうかだと思います。
より巻き込みにくい参加者から巻き込んでいくという考え方もあるかと思いますが、以前ご紹介したチーム成長の原理を応用して考えると、Type4を積極的に巻き込み、Type5,6に関しては、どちらかというと自然とついてくるようにすべきだと考えています。
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