"学習する組織"に関する私なりの考えを述べさせていただいてますが、その実現方法について、もう少し具体的に説明させていただきます。
私は、風土・プログラム・インフラの3つの観点で、3段階のステップで実現していくべきであると考えています。
【Step1】
●風土:マネジメントメッセージ
自主的な成長や積極的な研修への参加を推奨しサポートする風土の構築
●プログラム:スキル・研修体系構築
求める人材像とサポートするプログラム体系の再定義
●インフラ:能力評価制度の導入
個人の成長に対して評価する仕組みの構築
【Step2】
●風土:プロフェッショナル意識の醸成
自己の成長に対する意識の向上・研修への自発的な参加
●プログラム:プロによるプログラム開発・実施
成長を実感できるような質の高いプログラムの開発・実施
●インフラ:研修参加制度・プロセスの見直し
自分の意思で研修に参加できる仕組みの構築
【Step3】
●風土:社内インストラクターの台頭
仲間の成長に対する意識の向上・自発的な研修の実施
●プログラム:プログラム推進体制の確立
既存コースを改善し、新規コースを開発する体制の構築
●インフラ:ポータルの構築・広報
恒常的なプログラム実施および社員への認知
風土を変え、インフラを整備し、従来のイメージを払拭する魅力的なプログラムを継続的に実施することにより、個々人が成長し、仲間の成長を促進すると言う知の化学反応が生まれるのではないかと考えています。
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