あけましておめでとうございます。(ずいぶん遅くなってしまいましたが…)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年から"成長力"というテーマで書かせていただいておりますが、ここ最近直接的には成長力と関係のないトピックが多くなっていましたので、今一度成長力の意義について触れさせていただければと思います。
最初の記事で、企業側の観点からの成長力の重要性についてお話しさせていただきましたが、本来的には個々の社員にとって最も意義のあるものだと考えています。
意義について述べる前に、その裏に感じている課題意識について述べさせていただきます。
人生における成長環境を大別すると、以下の3つが挙げられると考えているのですが、それぞれの局面において以下のような問題が発生しているのではないかと感じています。(もちろん全てではなく一例だと思いますが)
【各成長環境における問題点】
Stage1.家庭環境
最低限必要な苦労・努力・我慢を経験させていなかったり、あるいは避けることを常に許容してしまっているために、いざというときに辛いことから逃げずに乗り越えようという意識を醸成することができていない
Stage2.学校環境
物事の必要性を理解しないままに教えてもらうことが当たり前になってしまっているために、自らの意思で必要なものを身につけていくという意識を醸成することができていない(もちろん後になって初めてその必要性に気づくこともたくさんあると思いますが)
Stage3.会社環境
個性と自主性を尊重する以上に、環境に従うことや順応することを重視しているために、自分の意思で道を切り開いていこうとする意識を醸成することができていない
以上のことなどによる、"自己の欠如"という状態に陥っており、それにより様々な節目における選択肢が減ってしまう可能性があることが、一部で起こってしまっている問題なのではないかと感じています。
Kudos to you! I hadn't thuhogt of that!
投稿情報: Tessa | 2011年4 月23日 (土) 20:34