今回は実施フェーズです。このフェーズでは、開発フェーズの内容を基に、実際に研修を実施します。
3-A.研修実施
・研修を実施する
・進行状況に応じて、資料やタイムテーブルを修正する
・実施後の対応を行う(積み残し部分の対応・質疑応答)
3-B.パイロット実施
・レビューポイントを設定する
・パイロットを実施する
・フィードバック内容に基づき改善する
3-C.参加者調整・運営準備
・研修情報を伝達し、参加者を調整する
・会場をセットアップし、参加状況を確認する
・実施後の処理を行う(アンケートの依頼・資料の送付など)
参加者にとって最も辛いのは、期待していた内容と研修の内容が異なることです。基本的には内容そのものの問題だとは思うのですが、時折アンケートなどで「事前に内容について知らされていなかった」という意見を見かけます。
細かい点ではありますが、参加者を調整する際に、研修情報(目的・内容)をしっかりと伝達することで、研修に臨むに当たっての心構えをしてもらうことは重要です。
また、パイロットの実施もとても重要です。頭の中でイメージができていても、いざやってみると想定通りにいかないということはよくあります。特に多いのが参加者の意外な反応と時間配分だと思います。
時間をとること自体がなかなか難しいとは思いますが、質の高い研修を提供するために、部分的でも良いのでパイロットの実施をお薦めします。
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